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かきの養殖 再生めざせ
宮城県・塩釜市では大津波でかきの養殖棚が流され壊滅的な被害を受けた。こうした中、浦戸諸島ではある男性が全国の人に力をかり、1口1万円でかきやのりのオーナになってもらい、半分で養殖業の復興あて、残りの半分でかきやのりを届けようと提案をし、復興に向けて始動し始めたと話した。
4月14日放送 4:30 - 5:00 NHK総合 NHKニュース おはよう日本
三陸のカキ養殖を支援するプロジェクト-1口1万円でオーナーに(仙台経済新聞)
http://sendai.keizai.biz/headline/891/
SAVE SANRIKU OYSTER (復興支援「牡蠣オーナー制度)
http://sanriku-oysters.com/owner.html
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これ、テレビでみました。
あれだけの大津波の中、カキの養殖棚の1割が奇跡的に残っていたそうです。
1割でも残っていれば再生可能で、養殖業を営んでいた人たちは大変喜んでいました。
でも、再生しようにも、養殖棚を作り直し、元の状態に戻すには、時間もかかるし、おカネもかかります。
そんな中、東京で会社員をしていて養殖業をするために戻ってきていた男性が、オーナー制度をつくってやってみようということになったそうです。
知りませんでしたが、検索してみるとこういう仕組みを既に取り入れているところは割とあるんですね。
http://www.enjoy-owner.com/index.html
「私たちに何ができるのか?」とよく言われます。
義捐金もいいですが、こうした投資によって支援する方法もあるんですね。
「地元産品を積極的に買いましょう」とよく言われますが、漁港も船も住宅もなくなってしまった状況で、商品を作る以前に設備を復旧するのに困っている状況では、こうしたオーナー制度を使って地元産品を買うのも一つの方法と思いました。
支援者(オーナー)にとっては、設備が復旧し、漁業ができるようになり、カキやのりが届けられることによって、投資資金が有効に使われ、被災者が着実に復興に向かっていることを知ることもできます。
また、こうした支援は、支援する側のお仕着せでなく、地元のやる気を後押しするような形になります。
こうした「オーナー」制度方式がいろんな分野に拡がるように、政府が環境づくりを支援してほしいと思います。