◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
被災者求人8割応募なし 地元志向とミスマッチ
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011050301000686.html
厚生労働省岩手労働局は「復旧が進まない中、家族と離れられないという思いが被災者に強まっている」と分析している。
宮城労働局などによると、被災者向けと分類された「震災被災者対象求人」は3月25日に開始。1日現在で全国から1万113件あるが、8197件にはこれまで応募がなかった。
東北6県以外からは、東京や埼玉、神奈川などの中小企業のほか、愛知や福岡などから幅広く求人があるが、8940件の求人に対し、応募があったのは15%の1333件にとどまっている。一方、東北6県での求人1173件にはほぼ半数の583件に応募があった。
厚労省によると、離職票の交付など失業手当を受ける手続きを始めた人は、岩手、宮城、福島3県で4月下旬までに計約7万人に上る。
仙台市内のハローワークの担当者は「失業手当の受給手続きは殺到しているが、県外企業の求人に応募する人はほとんどいない」と説明。地元志向だけでなく、漁業などへの本業復帰を見越して、日雇いの形式を選択する人もいるという。
会社自体が被災して解雇され、宮城県石巻市のハローワークに来た男性(52)は「母は住み慣れた地元を離れることを嫌がるし、母を残して働きに出ることもできない」と話した。
宮城労働局の担当者は「今はまだ、考えられる状況ではないだろうが、生活が落ち着きを取り戻せば、県外への移住も検討できるようになるのでは」と期待している。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
家、家族、親友、恋人、知人、会社、仕事、宝物…。
みんな失い、心に深い傷を負い、
仮設住宅のメドはまだ立っていない。
そんな中、全国から支援の求人が寄せられている。
社宅や被災地からの移動に必要な交通費などを提供する企業もある。
それでも地元を離れたくないということか。
不自由でストレスのたまる避難所を選択するのか。
人手が足りない会社と仕事を欲している人とが、
凹凸がかみ合わさるように重なるといいのですが、
頭の中で考えるように、なかなかうまくいかないものなんだなあ~
と思いました。
ヒトの気持ちは、そんなすぐ切り替えられるものでないのでしょうね。
しばらく、ゆっくり英気を養うのもいいのかも。
しかし、そうはいいながら、
避難所生活をなお余儀なくされている人、「事業が立ち直るまで」と解雇された人は、
いつまでもそのままでおれない人もいるのでないか。
せめて、復興までの間、被災地を離れて役所が用意した住宅に住みながら、
仮設住宅ができるまでの間、もしくは事業が立ち直るまでの間、
短期間の仕事でとりあえずの生計の糧を得るという手もあると思うのですが。
地縁血縁が濃い地域であり、見知らぬ地域で暮らすのに相当抵抗があるようですので、そうした被災者の心情に十分配慮する必要はありますが、
大所高所に立って、役所がもう少し背中を押してみる必要もあるのではないか?
つまり、東北が復興するまで「一時的な集団疎開」を積極的に誘導することも必要なのではないか?
そう思って、「集団疎開」をググったら、
とうの昔にそんなことを言っておられる人、マスコミが
たぁ~くさん、ありましたたたっ…(*^.^*)
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
[被災者受け入れ]「集団疎開」を進めたい
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-03-20_15655/
避難者の集団移転検討=「全員受け入れは困難」-東日本大震災で宮城県知事
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011031800437
倉本聡さんが集団疎開計画 被災児童らを富良野にhttp://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110415/dst11041511520020-n1.htm
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
管さんも、原発ばっかりやってないで、
こっちのことも同じくらい比重をかけて
考えようね。